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2010年12月 1日 (水)

荒川のサケ釣り(新潟県)

 いやはや、なんとも、、、。

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 今年は昨年より遡上がいいはずと言われていた荒川です。某ブログでは連日爆釣のニュースが流れています。しかし、実際に現地へ行って川漁師から話を聞くと、昨年の4分の1と言われました。

 その漁師たちが「こんなサケがいないのに、なんで釣りに来るんだ?」と不思議がっているほどでした。

 しかし釣れればネットに流れますし、その裏で一体何人の方ががっかりしているのか知ってか知らずか、期待ばかり持たせるニュースがガンガン流れているのも考えものです。

 まして、釣れないときに釣れる場所は、一か所に人が集中して、お互いに譲り合うか、強引に入るかしないと釣りが成り立ちません。

 私のHPの日本のサケ釣りのコーナーに友人のブログから抜粋した記事を載せてますが、日本のサケ釣りはまだまだ先進国のスポーツフィッシングには程遠いため、これからが楽しみなのですが、現実はこんなもんだと言うことも認識しなくてはいけません。

 さて私たちは2日間釣りをする日程で出かけました。仲間のドタキャンもあり、車の手配に苦労しましたがなんとか出発。谷川岳のパーキングで美味しい水を汲んで、コーヒーやカップ麺の用意は万端です。

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午後は、下見に入りました。

天気は雨。

 現地には新宿サンスイの白川さんがいらっしゃって、「激渋です。」とのこと。

 

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雨がすごくて、、、、。とのことでした。

その後「ゆーむ」という温泉に入りに行って、、、、。

夕刻豊橋組が合流し、バビーンリバーでK子さんが撮ってきたたビデオを見て、、、。

夜は、雨の音が旅館の屋根を叩いていました。

翌朝ももちろん雨、

現場でウエイダーを履くときだけ薄日が差し、日ごろの行いがいいのだ、と安心したところ、、、、、。

また雨が降り出しました。

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どんどん気温は下がって、逆に水位は上がり、、、。

フライはヒットがありませんでしたが、エサ釣りのTさんは1尾ゲット、そして1尾は秒殺でブレイク。

その後、風も強くなり、時折豪雨と呼ぶべき雨、そしてしまいにはアラレやヒョウも、、、、。でもメンバー私を除くみんなが頑張って釣りを続けます。手もしもやけになるのではないかと思うほど冷たくなって、、、。

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「こんな日に釣りをするやつはバカだ!」と言い聞かせ、昼前にストップフィッシング。いづみや旅館に戻って、頼んでおいたおにぎりと、用意したカップ麺をすすって

「よし!午後は。」

と思いきや、一番頑張っていたイッチーことY子さんも弱音。

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釣りは止めてまた温泉に行きました。豊橋組はそれでも強行し、Tさんがまた餌で1尾仕留めたそうです。りっぱりっぱ。

温泉から出て地元のお土産屋を見ていたら白河さん夫婦が来て、

「ダメでした。」とのこと。

その夜は早めに就寝しましたが、11時過ぎ、外に飲みに行っていたらしい若者グループが帰って来て大騒ぎ。すごくうるさかったです。

20年前の私なら注意しに行っていたでしょう。後で聞いたら豊橋のハマちゃんも「怒鳴りこもうかと思った。」そうです(笑)

翌朝、、、。

奇跡の晴、予報は90%雨だったのに、、、。

前日のTさんが釣った場所へ急行。しかし水が多く、昨夕よりも増えているとのことでした。

最初は釣り人は私たちだけでした。対岸にはエサ釣りの人たちがズラッと並んでいました。

まずハマちゃんがヒット。

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水没した草を見ると増水度が分かりますね。

でも水はどんどん引いているようでした。

そしてF川さんがルアーでヒット。

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しかしこれは流芯を下ってしまい、なすすべがなくブレイク!!

マグロを釣った経験のあるF川さんでしたが、足が震えてました。

「来年も来ます!」と元気でしたが、まだ8時過ぎですよ!

そして朝から懸命に投げていたK子さんと入れ替わった私はなんと数投目でヒットです。

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これは86cmもありましたが、痩せていて5,3kgでした。

これで気分良くして、釣ったハマちゃん共々休憩モード。天気がいいのでテーブルまで出して、、、。テーブルの写真は別の人のカメラです。

昨日いい釣りをしたT中さんはY子さんの指導も、、、。

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ちょっと休憩して、その後やったら私にもう1尾ヒットして、写真を撮ってもらっていたらばらしちゃいました。私のファイトの写真は仲間のカメラです。5日にもらえることになってますが、、、。

ふと気がつくと、周りはエサ釣り、ルアーの人がたくさん来ていました。対岸から私たちが掛けているのを見ていたのでしょうか?対岸の人が減ってました。

「こんちは、釣れてますか?」とか、私たちの目の前に「ここ入っていいですか?」などと挨拶してくれる人はいい人です。

「どうぞ、どうぞ、一緒に交代でやりましょう。」と言う気になるのですが、こそっと、入って来て、、と言う人はいい気がしませんね。

そしてそんなルアーの人はトリプルフックを使っていたし、「ここはトリプルフックは使ってはいけないんですよ。」と教えてあげると「あ、そうなんですか?」と知らなかったふりしているけどちゃんとシングルフック持ってきているし、、、。

魚が掛かって何にも言わずに降りてきた人をよけてあげて、かわいそうだからとハマちゃんが私のネットですくってあげたらその人もトリプリフックで、しかもハマちゃんは怪我しちゃうし、私のネットは切れちゃうし、、、。

その人はその後もトリプル使うし、、、。

こんな感じの方が出会っただけでも3名いました。

ハプニングはたくさんありましたので書けば、きりがありません。

T中さんは愛竿が折れちゃいました。

F川さんはその後メスを1尾ゲット。

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ハマちゃんは2尾追加、そしてGLXドレッジャーが、根掛かりで折れました。これにはショックでした。

ずっとエサ釣りをやってきたY子さんも、ボウズでいいからフライを振りたいと言い、ツーハンドを出してきました。

私には、「このパターンかな?」とアタリが3回あった後、

メスの80cmを追加。これで十分でしたがレディースがノーヒットです。

 その頃にはサケの通過コースが読めましたので、ここに立って、こう投げろと指導する余裕も出てきました。こんなに大きな広いポイントで、ピンスポットを狙わないといけないのは増水のせいでした。

3時を過ぎたら後1時間真面目にやろうと思いましたが、ずっと見守っていました。

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二人の下流にある岩の後ろにサケが上って来ているのです。分かりますか??

そして午後3時35分。何と2人にダブルヒットです。

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K子さんの魚は写真左側の淀みに走ったので、ファイトタイムが短く、すぐにゲット。

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オスの72cm、3,4kgでした。彼女はオスを釣ったのは初めてだとか、、、。スティールヘッドを釣ってきたばかりなので余裕ですね。

Y子さんのは、下流へビューン!ランニングラインも全部出てしまい、バラシてしまいました。

まだ時間はあります。フライロッドに持ち替えたF川さんがK子さんのいた場所に入り、続けます。

3時50分。Y子さん、9回裏2死満塁でヒット、魚はまたデカそうです。本人もどうしていいのかわからない様子です。

下流に走った後流芯へ入って行きました。

「あっ」、とラインが弛み、、、。

ホームベースを踏む前にアウト!って感じですかね。 残念でした。

また来年行きましょう。

しかし本流遡上魚の経験が豊かなハマちゃんはこう言いました。

「荒川は川幅が広くてダイナミックで素晴らしい。でもこれだけ広い場所で、釣れてるポイントに人が集中しすぎてストレスになる。」

その気持ちは分かります。

いづみや旅館では毎日ブログを更新し、1番、2番と場所を明記して情報を発信しているのでなおさらです。

漁協の事務所でも「どこが釣れるかって聞かれたら、1番、2番、8番って言えばいいんだよ。」と組合員のオジサンたちが話していました。

昨年も感じましたが、日本のサケ釣り環境は本場、北米のスポーツフィッシングとは程遠いです。有効利用の釣獲調査だから仕方がないのでしょうか?

木戸川は結構努力しているみたいですが、、。荒川はどうでしょう??

帰り際、ハマちゃんが「来年はどうしようかな。」とポツッとつぶやいたのが気になりました。

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