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2013年9月 1日 (日)

夏の終わりに

秋の台風が接近する前に、木曽の達人、大平真秀さんと一緒に、源流イワナを探索に行ってきました。

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 いつも思うのですが、この釣りは体力勝負です。若かった頃とは違って岩登りは相当疲れます。

 放流魚がいるエリアなら、車を降りて、トレイルを下ってすぐに釣り開始できます。

しかし人の手を介さず、自然繁殖を繰り返している天然イワナの聖域に入っていくためには山道を歩いて上ったり、、場合によっては下ってくるときは、今釣り上がった川のそのまま下らなければならないこともあります。釣り技術よりも歩く体力が必要です(笑)

 昨年は車止めからマウンテンバイクに乗って上流を目指しましたが、やっぱり疲れました。

 それでも青梅マラソンに出るようになってから少しは体力回復した気がしています。

 私がイワナ釣りに行くのは、夏の間なまった体に「喝」を入れるためと、源流にしかない「癒し」を求めているからです。

 源流釣りの疲れは、「二度と行くもんか!」と思うようなものでなく、「もっと体力つけてまた行きたい。」と思うものです。

 地元の仲間は、なかなかそんな釣りに付き合ってくれません。そこで今回は木曽の木こり職人でアウトドアの達人、大平さんと一緒に源流を目指しました。

 目的は背中に白斑のないヤマトイワナと呼ばれるタイプのイワナです。私が青春時代を過ごした岩手では、白斑が大きいエゾイワナタイプ、そして今の巻頭では白斑が小さいニッコウイワナタイプですから、背中に白斑のないタイプの岩魚には希少価値観と、憧れがありました。

 車止めのゲートから6kmほど上流に行って釣り開始、イワナがうじゃうじゃって想像したくなりますが、、、、

甘い!!

 お盆休みにみんながそんな考えで入っているので魚たちはとっても賢く、そして臆病になっていました。

 ほどよい流れの中を流すとパシャと出ても、それはヤマメのようにすばやく、フライを吐き出すのも早く、イワナの生態じゃないじゃん、と思えるほど状況はシビアでした。普通イワナはゆっくりフライをくわえ、すぐには吐き出さないからです。

 また人の気配を感じるとさっと岩の下に隠れてしまいます。

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 そんなときは渓流釣りに基本「石化け」や「木化け」になるようにそっと近づき釣るのです。

釣りを開始し最初の2尾をばらしてしまいました。杭が浅かったのでしょう。そしてその後、、、、。頭上の木にフライを引っ掛けてしまいました。

ティペット(ハリス)が0,8号なのでちょんと引っ張ってみると、、いつもはこれで葉っぱが破れたり、木が折れてるのですが、、、、、

ポキッっといったのは、私の愛竿アルトモアハリー803-5でした。私がD社のテスターをやっていた頃の製品で、スコットランドのハリー・ジェイミーソンが仕上げたロッドです。

 遠征や源流に幾たびにメインロッドとして活躍した竿でしたが、、、。8フィート3番で使いやすかったのですが、、、。残念!

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そこで、予備竿のひとつ、のべ竿でテンカラを試みました。

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竿は「一風竿 利休 十尺(3m)」

ラインはテンカラ達人の市川さんから頂いた仕掛けを短くして、、、、

ハリスはナイロン1号(パワード渓流)を1m。フライはエルクヘアカディスでした。

しばらくして、、、、。記念すべき木曽イワナ第1号はテンカラでした。

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小さいですが、ヤマトイワナです。背中に白斑がありません。

これは銀色タイプですが金色タイプの釣れたので水槽写真もごらんください。

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各ヒレは金色、体側のオレンジ斑、キレイですね。

そしてフライフィッシングに戻ります。予備のロッドはこれまた古いアモルファスウィスカー・ファントムフライ764-5(7,5フィート4番)です。

 今度はロッドが硬くてバラシまくり、、、、。もうイヤッってぐらい、フッキングミスがありました。

しか~し、、、、、

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こんな素敵な黄金ヤマトイワナが釣れちゃいました。

31cm!!!尺イワナです。フライロッドで釣った木曽イワナ1尾目です。

やった~。

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ね、黄金のイワナでしょ?ナガレ紋も不気味ですが、、、、。

大平さんもガンガン釣ってました。私が写真を撮っている時には先に行っていただくのですが、

「3尾釣ったよ。」とか、、、。

「2尾落としたよ。:」(苦笑)とか、、、、。

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渓流は2人で釣りと楽しいです。岐阜の源流はいつも一人でしたから、、、。

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水はとってもキレイでした。

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これは典型的なヤマトイワナ。白斑がないので、気持ち悪いって思う人もいるらしいですが、、、。ニッコウイワナやエゾイワナ系のイワナのオレンジ斑と違うのは、白斑に色が付いたのではなく、最初からオレンジ斑しかないということでしょうか?

私はイタチザメに模様が似ているような気がして、、、、(笑)

本物見たことありますから、、、、。(怖)

 フライは何でもよかったみたいですが、私はエルクヘアカディスとフレディ(バビーンリバーでニジマスを釣る、トリプルウイングエルクヘアストンフライ)がよかったです。

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私はウエイダー、大平さんはシューズのみ。水温は14℃だったのに冷たくないとか、、、。非常に野性味あふれる頼もしい方でした。

偏光グラスなしでグラスありの私よりも水中が見えてましたから相当の野生児です。ヤマトイワナの保護にも力注いでいらっしゃるそうで、応援したくなりました。

相当歩いたので私はへろへろになりました。

「泊まっていったら?」と、

釣り終了後、別荘に招かれ、奥様の手料理を頂きました。

幸せ、、、、。

奥様はお若く、美人で、、、。笑顔がとても素敵でした。

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 別荘の壁には尺イワナギャラリーがあって、私の写真も追加していただけるとか、、、、。

奥様も「来年はご一緒しましょう。」って、今から楽しみです。

翌朝体力を回復した私は、まだまだ木曽にいたかったのですが、帰京の途につきました。

出会いは夢の始まりです。

またひとつ、こんな歳になってからイワナつながりで素敵な出会いがありました。

来年はロッドを新調して出かけましょうかね。

大平さん、奥様、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

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