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2013年11月13日 (水)

木戸川サケモニタリング調査

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今年も木戸川のサケは事業用の捕獲許可が下りませんでした。

震災から2年半、津波だけならまだしも、このエリアは原発の避難区域になっていたので復興の兆しがなかなか見えません。

昨年8月10日に避難指示解除準備区域に再編されたので入ることはできるのですが、サケの捕獲事業は許可されませんでした。

孵化場も片付いてきましたが、水道もガスも電気も着ていない状況でして、トイレは6号線沿いに復活したセブンイレブンか、楢葉町役場に行かなくてはなりません。

そんな中でサケの放射線量を図るためのモニタリング調査捕獲に行ってきました。

10月末に一度行き、その話を高校でしたら「私も手伝わせてください。」と申し出てきたのが、あのコイの日本記録を釣ったYちゃんでした。

やる気がある生徒は応援するという私の体制なので、ご両親と学校に話して許可をもらい、車に同乗させました。

彼女は捕獲許可を持っていないので、網引きを手伝えません。

 松本組合長と相談したら、捕獲後のサケを網から外して集めてくる作業を手伝ってもらおうということになりました。

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まずは合わせ網でサケを追い込みます。

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あわせたら岸へ寄せて一網打尽にするわけですが、捕獲場もなく、川に入ったサケはどんどん上流に上って行きますから、このエリアに溜まっていないので、捕獲量は1回で100尾ほどでした。

溯上量は10年に一度といわれるほど素晴らしいもので、上流ではひしめき合って産卵してましたが、、、、。

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上がオス、下がメスです。

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Yちゃんは孵化場長の鈴木謙太郎さんの指示に従い、モニタリング用のサケを集めます。

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漁協ののおじさんたちが網を片付けている間も、一生懸命運びます。

記念撮影に、、、。「こんな大きなサケ、釣ってみたい。」と5kgを優に越えるオスもいました。

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新聞記者さんから取材を受けるYちゃん。うまく答えられたかな?

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漁労長の渡邊さんに裁き方を教えてもらいましたが、これは身をみじん切りにして放射線量を測るのだと教えられ「こんなに美味しそうな赤身なのにもったいない。」と、、、。

お疲れ様でした。早く復興し、サケの釣獲調査が再開されることを祈ります。

こんなに上ってきているのに、まだ生活が整っていないので出荷も出来ず、漁協の皆様方の苛立ちも察します。

再開されたら必ず来ますね。とYちゃん。「また手伝いに来てね。」と漁協のおじさんたちも仲良くなっていました。そしてYちゃんにはこの経験がとっても大切なものになるような気がします。

木戸川のサケは好奇心が強いというかやる気満々の魚が多いので、ルアーやフライでよく釣れます。

松本組合長は「楢葉町の一番の観光資源だから、多くの人のこの木戸ザケの魅力を知っていただくために釣りに来て欲しい。」 と願っていました。

販売許可が出ないなら、釣りが一番いい財源になると思います。

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