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2016年10月14日 (金)

相模湾のマグロ釣り 千秋楽 どうやって釣るか過去を振り返って考える

2016年も相模湾のマグロ(キハダ)は盛り上がりましたね。
ルアーでマグロを釣らせてくれる優秀な遊漁船は、全く予約が取れないほどの人気でした。
そんな中、私たちは7回の予約をすることができて、台風で1回キャンセルになったものの、
6回は沖に出ることができました。

Maguro_boiru

イワシを追い上げるマグロ、たまりませんよね。
そのうち、強烈なマグロのナブラに遭遇したのは2回だけでした。
これだけいるっているのがわかってただけでも幸運ですが、できればヒットさせたいものです。
しかし、この6回は、全て初心者に釣っていただくためのセミナーでしたから、
指導はするものの、私自身がガチに釣りをすることはまずありませんでした。
参加者の多くが初心者ですから
まず沖に出たい。
魚釣れればなんでも良い。
という状態でしたから毎回最初はシイラを狙いました。
シイラは今、ライバルが非常にすくないので釣りやすいです。
海のルアーの達人達はみんなマグロ狙いをするからです。
まして、生きたイワシを仕込んでおけば、群れを見つければほぼ百発百中で掛かります。
撒きえさで散水(ポンプでシャワーのように水をまくことをすれば、シイラはフライフィッシング
でも簡単に(本当)釣ることができます。
シイラは船につきますから、ゆっくり釣ればいいです。
しかしマグロはそうは行きません。
トビウオなどを追いかけているときは移動スピードが早いので、跳ねている先へ先へとルア
ーを投げる必要があります。
乗り合い船などでは、知らない人同士で投げ合うので、当たり前のように絡んだりしますが、
私達は貸切で行きますから、お互いを尊重し、譲り合って投げます。
それでもうまく行くときとそうでない時があります。
ルアーが上手に投げられないという壁があるのです。
マグロが餌の魚を追いかけてバシャっと跳ねたのを見ると、そこへルアーを投げても釣れま
せん。
ルアーの滞空時間にはすでに何メートルも離れた場所に泳いでいるからです。
次にマグロが姿を現しそうな場所を予測して投げるのです。
それがドンピシャで当たると着水と同時、あるいはワンアクションめでヒットします。
どうやって予想するかというと、
最初にマグロが跳ねた方向を見ておいて頭がこっちを向いていたから次はこの辺りだろうと
予測する。
あるいは、水面すれすれを鳥が飛んでいるなら、鳥が飛ぶ方向に投げる。
のです。
しかしうまくそこへ投げられないのが現状です。
「どっちへ投げてるんだ?」
「届いてないよ!」と船長に声を強められ怒られているようにも感じます。
しかし船長は釣ってほしい一心から、声が荒ぐのです。
私もそうですね。
決して怒っているわけではありません。
「はい、マグロは右に行ってますよ〜、上手に投げてくださいね〜。」って言っているうちに、
マグロは泳ぎ去って行くのです。
そして、一番釣れるチャンスのある状態は、イワシ団子です。
マグロがイワシの群れを追い上げると、
何百何千というイワシがボール状にかたまりを作り水面に出てきます。
空中からは鳥が攻撃をします。
イワシの群れを蹴散らかすようにマグロが跳ね、
水しぶきをあげます。
トップの写真のようにです。
まさにそこに餌がたくさんあり、
マグロが食べているわけですからチャンスなのです。
しかもこのときは、
超遠投をしなくてもイワシ団子に船が近づけますから楽です。

Img_3072

イワシはマグロに追われて動きますが、
団子から離れると一撃で襲われるのがわかっていますから、
そのスピードは速くないです。
ぐるぐると回りながらゆっくり移動します。
その移動する縁にルアーを投げ込み、フローティングルアーならそのままおいておくと、
ガバッと食いつきます。
あるいはシンキングなら、ふらふらと沈めて、
気を失ったイワシを演出します。
その場合はラインがたるんでいますがツンと張ったり、
ロッドを通じてコツンと感触があります。
時にはぎゅーんとロッドをひったくって行くでしょう。
その時に素早くリールを巻き、ラインがさらに張って、
グーンとロッドが重くなったら思いっきり合わせます。
さあここからマグロとのバトルが始まりますが、
ここからがまた大変。
10kgぐらいのサイズなら普通にリールを巻いて戦えます。
しかし、30kgを超えるサイズは猛獣です。
すごいスピード(こういう表現しかできません)でラインが引き出されます。
だいたい100〜150m以内で一回止まりますから、
その時に反撃してガンガンリールを巻くことができればキャッチできます。
あるいは最初からドラグを締めておいて極力ラインは出さないという手も有ります。
かなり体にきますけどね。

Img_9028(サメのアタック)

季節によっては、せっかくヒットさせ、船べりまで浮いてきても、
サメの餌食になることもあります。
そのため、「早く上げろ!」と言われます。
ちなみに私の早速は31kgのマグロを15分でしたが、
体がガタガタになりました。今、若者たちは7〜8分であげているようです。

Img_3070

基本的に最低でもPE3号以上を使用しているので、強度は24kgテスト以上です。

それでもドラグを閉めると切れる、という恐怖からか、

引っ張れないために時間が掛かります。

以前、参加者の中で1時間50分掛かった人がいました。

沖縄では2時間40分。

これは道具を信じていないことと、そして体力がないからです。

とはいえ、交代も嫌ですからね。

つまり 自分一人であげられないということです。

で、前置きが長くなりましたが、

激アツと表現された強烈なナブラにあたった2回で、ヒットは6発。

うち2発は釣りが初めての初心者にライブベイトと、

スピニングリールを触るのが初めてという人のシンキングペンシルにきました。

後の4尾は経験者にヒットしたのですが 、

合わせがうまくいかなくてバレたり、

結びがよくなくて切られたりと、1尾もキャッチできなかったのです。

1回に10名ほど乗っていますから

述べ60人で6発。確率は10分の1ってわけです。

絶対釣れそうなナブラが終わった後で、

「釣って見せてくださいよ。」と言われましたが、それは無理ですね。(笑)

だってチャンスが終わった後ですから。

満員電車でも無理すれば乗れそうですが、ドアが閉まった後では絶対に乗れませんね。

釣りってチャンスを生かすための、いい修行になると思いませんか?

話を元に戻して

今年の状況を聞いてみると、

釣りが結構上手な、参加者ではないのですが、

12回行ってヒットゼロ。正し同乗者は釣ったという人。

4回行ってヒットゼロ、ナブラを一回も見ていない人。

空きができたからと誘われ、中古で道具を買って行ったら、

その1回で、ヒットさせ45kgを釣った人。

相模湾のマグロは運もあるんだなと痛感します。

それが5回目まででした。

最後の1回、10月1日(土)は千秋楽。

今まで5回マグロが上がっていないのでこれはまずいと思い、

キャンセルも出て乗船人数が減ったので

「今回は私も投げます。」と参加者の同意を得ての出港でした。

船は有名な長井の鈴清丸。腕は間違いありません。

過去に何度も

「奥山さんも投げなさいよ。」と船長に促されていました。

その日の朝

「昨日はよ〜、スゲエナブラだっただお〜。

誰が投げても食っちまうけど、みんな切られてまっただお〜。」と、

お父さん船長がニコニコしていましたので、期待していましたが、、、、。

船は城ヶ島を超え、三浦半島を左回り、東京湾を横切り洲崎の方まで行くと、

鳥が騒がしそうでした。

最初は遠慮していて、参加者にかかってきたのはシイラでした。

Img_4933

その後イナダも釣れました。

Img_4913

3回目の場所でナブラが出た時、舳先から3人が投げた後、

鳥の方向を見ながら4人目でキャスト。シンキングペンシルミノーを沈めるとゴツン。

すぐにヒット。

しかしそれが先に投げた他の人のラインに絡んで、、、、、。

解いている間にバレたらどうしようと、ヒヤヒヤしましたが、、、、、、。

なんとかバレないで上がったのは

「え?カツオ?、いや、、、、、これ何?」というほど小さなマグロで

した。

それがこれ、メジと呼ばれるクロマグロの幼魚です。

近年回遊経路が変わったのか、

全く姿も見ず釣れなくなっていたところ、久しぶりのゲットでした。

Img_4903

あまりにも小さいので、

リリースしようかと思いましたが

フックをがっちり食い込ませてしまったので、

キープしました。

小さくてもマグロ。生きているマグロを見たことがないという人もいたので、

興奮度が増しますが、、、、。

これをみんなで分けると、一人当たりがとっても少ないですね。

釣りたい熱が一気に吹き上がりました。

そこで 私は退き、

他のメンバーにもっと釣ってね、と拍車をかけました。

本命の大型マグロは浮きませんでした。

そしてその後の小さなナブラを追いかけても、釣れてくるのはシイラのみでした。

Img_4916

最後に城ヶ島沖の気象ブイ、(通称城ヶ島のパヤオ)に行ってみると、

誰も触っておらず、元気なシイラが何匹もヒットしました。

Img_4900

時間切れで帰港し、その小さなマグロをさばきました。

Img_4944

中落ちをみんなで分け、おいしくいただきました。

Img_4936

船長(左後ろ)、来年もよろしくお願いします。

船が予約できたらね。

さて私たちの夏はこれだけでは終わりません。

悔しくて仕方がないという2人と一緒に沖縄へ行く決心をしました。

昨年も11月に沖縄へ行き、大きなマグロ(キハダ)を仕留めました。

今年はどうなりますやら。

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