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2017年5月18日 (木)

釣りガール中禅寺湖のレイクトラウトを釣りたい。

初めての釣りで中禅寺湖にチャレンジしようという素敵な女性が現れました。

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雨にも負けず、中禅寺湖

 

日光の中禅寺湖はその他の通り、禅のお寺がある湖です。修行僧のためのお寺でした。

 

ここに棲む、レイクトラウト(レイクチャー)は、日本ではここにしかいません。

約50年前に試験放流された魚の末裔がここで繁殖しているのです。

 

つまりその時の生き残り以外は全て自然繁殖した野生魚なのです。

 

 

連休明けの5月13日。釣り入門ガール、中村なぎささんと一緒に、訪中しました。なぎささんは私の仲間のスーパー釣り女子、野島恵子さん(旧姓山本)の後輩の看護師です。

 

レイクトラウトはなかなか釣れない魚でしたが、ここ何年かは小型魚も含めてたくさん

釣れています。なぎささんにもチャンスありと見て、出かけましたが、、、、。

 

中禅寺湖に通う人の中には、寺で修行という人もいます。簡単に釣れないけど、いつかきっとと頑張るわけです。

すごい根性ですね。

名人の案内ですぐに釣れちゃう人もいますが、決して簡単ではありません。ルアーを投げて投げて投げまくってやっとヒットするのです。

 

 

 

当日は雨予報でした。

 

現地へ着くと、ボートハウス岡甚のマスター、岡本さんが、「風は強くならならそうだから大丈夫ですよ。」とボートを出してくれたので、出撃。

 

しかしアタリは一向になりませんでした。

 

しかも風雨は強まるばかり。

 

それでもなぎささんは、頑張り屋さんなのか、「大丈夫、まだやれます。」をルアーを投げまくりました。

 

そのうち私の方が雨具の縫い目からの浸水で冷たくなり、午前9時半には休憩。

ボートハウスに戻り、ストーブを囲んで暖をとりました。

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これが結構いい気持ちで、離れられません。雨さえ弱まればまた出ていくのでしょうが、止む気配もありません。

 

 ところで、中禅寺湖は日本のルアー釣りの発祥の地というべき歴史のある湖です。昭和初期には各国の大使館が別荘を建て、ここで釣りをしたそうです。

 ボートハウスには昭和の古いルアーが博物館のように飾ってあります。

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これを見るだけでもいく価値があります。

 

そして魚は、今ではキャッチ&リリースが主流で当たり前ですが、当時はトロフィーとして剥製にしていたので、大型魚がたくさん飾ってあります。これも圧巻です。レイクトラウトの最高記録は105cm、16kgだそうです。一番上の写真がそうです。

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これはブラウントラウトです。

 

さて体も温まり、また釣りには出かけたくないので、昔からの知り合いというか、32年前、私に中禅寺湖の釣りを教えてくれた師匠ともいうべき、岩崎一志さんを訪ね、白樺というおみやげ屋に行きました。

 一志さんは元プロホッケー選手で、引退後中禅寺に戻り漁師になりました。中禅寺湖の水揚げはヒメマスです。その後、中禅寺湖漁業組合長を務め、今は引退しています。

 一志さんのお母様は開運木彫師で、なぎささんも名前入りのプレートを彫っていただきました。

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 休憩中、一志さんは湖の歴史など、いろんな話をしてなぎささんを盛り上げようとしてくれました。

 今度トローリングも初めてみようと思うと話をしたら、

 師匠は、自分が使っていたレイクトローリングのロッドを差し出し、「これ持ってけ!」と私にくれました。ありがたいことです。

お金を出せば新型で軽くて感度のいいロッドが買える時代ですが、師匠の歴史を背負ったこのロッドを使っていこうと思います。プライスレスですね。

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岩崎一志さんから、シェークスピアのトローリングロッド

を譲り受けました。

 そして最後に「奥山!絶対釣らせろよ。こんな可愛い子が釣りを嫌いになっちゃったら困るから。」って厳しい一言。

 

 昼食はおかじんレストランで、5年ぶりに再開したヒメマス漁でとった魚の塩焼き定食。


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 なぎささんはヒメマスを頬張りながら笑顔で「サケのように美味しいですね。」って。そりゃヒメマスはベニザケの陸封型ですから、、、、。

 

 午後の部も雨は止みませんでした。

「やめときますか?」と問いに、「頑張ります。」の返事。

こんなに根性があってやる気満々の女性にはあったことがありません。

普通ですと、午前の早上がりで「また今度、天気のいい時にしましょうよ。」ってなるのですが、、、、、。

 

彼女は違いました。投げ続ける姿が勇ましくもありました。

着飾った偽の格好をして男を誘う女性が多い今日、人間の素の美しさを感じるほどでした。

 

結局、3人に1回もヒットはなく、いわゆる玉砕に終わりました。

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 アタリすらない。この状況には、私としては納得いきませんでしたが、これも自然の摂理。大雨がいい方へ味方してくれることの方が多いのですが、今回は真逆。

 

翌日、中禅寺湖のスプーンマスター、阿部博和さんに聞くと、実は彼もその日中禅寺湖にいて、名人の仲間共々玉砕、その朝も行っていてアタリもなく帰ってきたそうです。

 

 阿部さんによればそれまで高かった気圧が急に下がったため、魚の活性が下がったのではないかということでした。

 

 釣れなかったのは残念でしたが、なぎささんは「楽しかった。」と笑顔でした。後日野島恵子さんに、後輩に釣らせられなくて申し訳なかったが、彼女の根性がすごいのでリベンジの御免なさいマッチをするとことを告げると、彼女はとってもいい、仕事もできるし信頼の置ける人だから、これからもいいおつきあいをしてくださいと、慰められました。

 

 今回は、魚はありませんが、なぎささんや、再び師匠といい絆ができたと私は信じたいです。あ、そうか、師匠はなぎささんの笑顔に惚れて大盤振る舞いしたかもしれませんね。()

 

 

 

 

 

 

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