本文へジャンプします。




« 相模湾マグロ釣り 奥山塾での快挙 | トップページ | 女子パワー炸裂!相模湾シイラカツオマグロ釣り »

2017年9月 9日 (土)

日光男体山登山日記

釣りだけでなく、登山もいいよっていうお話です。

Img_5070

 結婚25周年。

銀婚式を迎えた我が家ですが、長男私大4年、次男私大1年生と、人生で最も苦労する年を同時に迎えました。

 しかも今年は出版が2冊。執筆も大変な時でした。

 1冊は4月に発行した「サケマスイワナのわかる本改訂新版」です。7月の出版記念パーティには70名を超える出席者のみなさんに囲まれて幸せでした。ありがとうございます。

 2冊目は「サケが帰ってきた。福島県木戸川漁協復興へのみちのり」。これは書き下ろしです。

 お盆休みを返上し、入稿しました。今校正をチェックしているところです。

Img_7314

 

 というわけで、25年間連れ添った家内には何もしてなかったので、お盆明けの23〜24日、日光の中禅寺湖に行って来ました。

 中禅寺温泉に宿泊し、のんびり過ごすわけではありません。

初日は男体山の登山でした。

 もう30年以上前から中禅寺湖で釣りをしていて、いつも湖上から見上げているこの山に一度も登ったことがありませんでした。一度は見下ろしてみたいと思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。

 この山は湖畔というか麓にある二荒山神社の分社が頂上にあり、昔は修行の山だったそうです。

 で、家内を説得し、登山計画。

 

 その難易度ですが、私の教え子のMちゃんが登ったというので安心していました。Mちゃんは釣りをしていても

「疲れたから休憩します。」と

体力がないことの印象がある女子です。彼女が大丈夫でしたというので、家内にもその話をして、

「彼女が登ったんだからだから平気だよ。」と安心させて決行しました。

 

準備としては、

登山靴を新調し、2週間前から犬の散歩時に履き慣らしたこと。

ヤマケイのウエブで登山コースなどを確認したことです。

 

家内はネットで調べ

「男体山、きつかった。」という書き込みを見て心配していましたが、

Mちゃんが登ったんだから、と言い聞かせました。

 Img_841323日は朝7時前に駐車場に到着。コンビニで買った朝食を、中禅寺湖畔で食べました。準備開始後、登山開始。

スタイルは、家内はスコーロンのシャツ(フォックスファイヤー)に、登山パンツ、ブラックホールパック(パタゴニア)に食料と、ゴアテックスのレインウエア(パタゴニア)。

私は、トロピカルフラッツシャツ(パタゴニア)に、ジーンズ(エドウィン)ザックには食料、雨具、一眼レフ、お湯沸かしセット、水2リットルを入れました。

ジーンズにしたのは、転んだ時、膝をすりむくのが怖かったからです。

 

 

Img_8415

7時半、二荒山神社で登山登録と、入山料を払って出発しました。

Img_8419

朝は7時から入山OKですでに20人登っていると教えてもらいました。

 

Img_8422

 

Img_8423

 

恵比寿様がお見送りです。

 

Img_8429_2

まだ元気ですね。

Img_8431

Img_8434

最初は樹木の中を

Img_8435

3合目から4合目までは、工事用道路をジグザクに登ったので楽チンでした。

 

Img_8439

ここからの中禅寺湖でも十分迫力がありました。

Img_8444_2

一人で来ている人も結構いて、

 

黙々と登っていました。

Img_8447

4合目です。ここまではウォーミングアップ

Img_8449

斜面をどんどん登ります。

Img_8451

Img_8453

Img_8457

Img_8461

やっと5合目です。

Img_8474

グーグルマップで見るとこんな感じ。

Img_8468

6合目です。

Img_8469

6合目を超えるあたりから、筋肉が、、、、って感じ

家族で登ってきて抜かされたお嬢さんたちに

「何年生?」って聞いたら

「小3です。」

「年長です。」

って言われて、

子供でも登ってるんだからと拍車がかかりました。

どんどん抜かされていきます。


Img_8470

Img_8480_2


7合目を超えるあたりから、急にきつくなって来ました。山登りというより、岩登りです。軍手をして岩や木を掴んで登りました。かっこいい登山グローブを用意すればよかったです。

Img_8487

8合目には登山安全祈願の祠が。

 


Img_8491

Img_8494

この頃には朝から登った人たちが下りてきてました。

杖をつきながらなので楽そうです。

「杖持ってこなかったの?絶対あったほうがいいよ。」

と教えられました。

 

Img_8498


9合目を過ぎるといよいよ森林限界を抜けます。

 

Img_8505

木々がなくなり、風も強くなって来ました。

Img_8510

火山礫、砂利の中を登るので歩きにくかったです。

Img_8508


雲の合間から、中禅寺湖がダイナミックに見えました。

 

Img_8513

Img_8520

登頂成功!

 

Img_8534


夫婦で記念撮影です。

 

そして家族健康、安全祈願と、

中禅寺湖での大漁祈願です。

 

Img_8545

安心しきった家内は、この後足がもつれて転んでしまいました。

 

 

残念ながら山頂はその時間、霧でした。

 

Img_8541

頂上では、コーヒーを沸かして飲み、ご一緒した老夫婦と団欒。

二人でいろんな山に登っているそうです。

奥さんに

「山登りは初めてなんです。」と告げると

「ここに登れたなら、富士山は簡単よ。」って言われました。

 

ヘロヘロになっていた家内は

「ほら、やっぱり、この山は私には無理だったんだ。」

と強烈な疲れをもたらしたことの愚痴を私にぶつけて来ます。

 

「無理じゃなくて、登頂したじゃん。」

と、褒めることしかできませんでした。

 

頂上で食事をして下山する人も多いようで、私たちも同じ道を下りました。

 

ちょっと降りると、また眼下に中禅寺湖が。

Img_8548

「登ってよかった。」

 と満足する時です。


下って行く途中で軽装の若者グループに会いました。

トレイルランニングで男体山?

走るように素早く登って行きましたね。


若いって素敵!

Mちゃんも若いから大丈夫だったのでしょうか?

さらに下る途中、

あの岩登りの場所は大変かと思いましたが、

 

両腕を使いゆっくり下ったのでさほど気になりませんでした。


なんとその場所を

トレイルランニングの兄ちゃんに追いつかれて

彼らは飛び降りていましたね。

すごい運動神経です。

転んだら大変なことになります。


さて私にとって問題だったのは、

3合目より下です。階段でも岩場でもない

笹の間にできた溝のような小径を下りていきます。

 

疲労度はピーク。そして杖もないので

 

体重が膝にのしかかります。

 

心配していた家内は逆に平気でしたが、

 

私の膝がガクガク、そしてついに

ビリビリと痛みを感じてきました。

 

そして降りるときもどんどん抜かれていきます。

「大丈夫ですか?湿布薬ありますよ。つかいます?」

と優しい声をかけてくださる方もいました。

 

丁重にお断りして、休みながらゆっくり下り、

 

出発点の二荒山神社に到着しました。

 

Img_8562

そこには、登山客とは違う、一般観光客の笑顔がたくさんありました。

Img_8565

行きは4時間ちょっと、帰りは3時間半の旅でした。

 

Img_8570

湖畔の温泉ホテルにチェクインし、

夕食前の間に温泉に。

ホテルの裏から男体山を見上げ、

「あそこまで登ったんだ。」

という達成感がひしひしと湧いてきました。

 

翌日の釣りで

ボートハウスのマスターに男体山登山を告げると

「俺は、学生時代、荷揚げのバイトで週に3回ペースで登ったよ。」

と軽く言われてショック!

 

 

さらに、

 

お土産屋「白樺」のおばあちゃんには

「戦前、私が女学生の頃、頂上に日本軍のレーダー基地があってね、献身隊って言って、そこの兵隊山に食料を届けたんだよ。」と。

え、何年前?

 

「当時は足袋にわらじで登ったよ。」とも。

 

今回は、途中に登りやすいように階段状に杭と板が渡してあったり、鉄パイプの手すりがあったり、ロープや鎖もありましたが、

当時は大したものがなかったそうで、、、、。

 

あの岩場もいろんな人の思い出が刷り込まれているんだなと、再び感心しました。

 

釣りにだけ行っていたら生まれない会話ですが、登ったことでまた共通の話題、そして親近感が湧いてよかったです。

Img_8594

 

もちろん、妻ともいいイベントでした。ヒメマスも釣れました。

この魚は大変美味しく、

奥山独断日本の美味しい淡水魚ベスト3のうちの一種です。

 

Img_8718



「お父さんに騙されて、簡単だと言われて実は大変な男体山に登った。登らされた。」この先何年も言われることでしょう。

 




最後に、

中禅寺湖でいい釣果を出していない友達へ言えますね。

「頂上で拝んでこいよ!」ってね。(笑)

 

男体山登山の詳しい情報は 、


ヤマケイオンラインで検索


奥山のメルマガはこちらからどうぞ

 

 

 

|

サーモン・トラウト・スティールヘッド(サケ・マス・イワナ)」カテゴリの記事