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2017年10月16日 (月)

怪魚ハンターになった日  淡水の1mオーバー巨大魚

巨大魚ハンター、怪魚ハンターっている言葉が流行ってるようなので、真似をしてみました。

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 怪魚と呼ばれる巨大魚、珍魚、深海魚という言葉に反応する人が多いらしいですね。淡水ではコイやフナなどが魚の標準型だとすると、外国にいるナマズやパイクなどはみんな怪しい魚です。

 日本でも身近にいそうでいないニゴイやソウギョ、ライギョ、ナマズも十分に怪魚だと思います。

 利根川、荒川水系にはコイ科の大物がいることで知られています。巨大魚ハンター、怪魚ハンターと呼ぶべき人たちが狙い続けています。

 友人の市川満さんから「でかいの釣れましたよ。」と連絡が入ったのは8月末。118cmというソウギョを釣ったそうです。「え、いつから怪魚ハンターになったの?」と驚きましたが、「今がチャンスですよ。」というので仕事を調整し、彼と一緒に利根川水系の中規模河川、元荒川へ行きました。

 9月7日早朝、天気は曇り。市川さんが釣ったというポイントに行くと、川岸がざわついています。


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「バリバリッ!」と草を噛む音がしています。姿は見えませんでしたが、波紋がたっています。捕食中のソウギョがそこにいるのです。

 ドキドキしながら仕掛けを流して行きます。

 私たちの仕掛けは、ぶっ込みではなく、見釣りです。サイトフィッシングとも言います。魚がいるのを見つけてから、そこへ餌を流し込むのです。

ソウギョ釣りの餌は、河原の草を束ねたものやほうれん草の煮付けなどが一般的ですが、コイと同じようにパンを流すことで釣れることがわかりました。

 またパンなら巨大なコイが掛かる可能性もあります。それはそれで歓迎したいです。


使用した釣り具を紹介しましょう。。

シマノ・ブルズアイという5、3mのカゴ釣り竿。

リールはダイワトーナメントルビアス2500C

ラインはサンラインのスーパーブレイド8ポンド150m

リーダーはPE5号を50cm

そしてナイロン5号を50cm

ハリはがまかつ小鯛の14号。


白い玉ウキをつけ目印にします。


流す距離は30m〜50m、大型ソウギョはとても神経質ですから、手前でヒットしてくれません。パンを撒いてもコイは寄りますが、ソウギョは来ないのです。最初に情報を聞いた時、フライでやってみたいとも思いましたが、

この条件ではフライの射程に魚が入ってきません。

 さて、最初のポイントは空振り。対岸で食事中の魚を見つけるとまた場所移動。前回までと違って魚の活動がたくさんあり、繰り返せば釣れそうな気

になってきました。午前9時。捕食音がする場所へ流すとやっとヒットしました。その瞬間はドキドキしますね。しかし引きが軽いです。それは60cmほどのコイでした。これを素早くリリースし、場所を変えます。


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 時間はどんどん経って12時を回ろうとしていました。川の真ん中をゴミの入ったコンビニ袋が流れて行きました。「マナーの悪い人がいるな」とそれをみていると流れ行くその袋に何か大きな魚が近づきました。

「奥山さん、今度は真ん中を流してみたら?」と市川さんの助言で、川の中央を流しました。下流50mほどの場所でウキ近くに大きな波紋が出て、すぐにウキが消しこみました。


リールをオンにするとロッドがギューンとしなります。リールからラインが出て行きます。しかしこの段階ではまだソウギョかどうかわかりません。


ラインが8ポンドなので魚に刺激を与えないようにゆっくり誘導すると上流へ泳いできました。手前10mほどまできた時、その大きさと顔から「ソウギョだ。」とわかりました。


ゆっくり、ゆっくりと引き寄せ、およそ15分の攻防で市川さんが差し出した巨大ネットに収ました。



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112cm、17、2kgという怪魚そして巨大魚と呼ぶにふさわしいソウギョでした。この魚は私の淡水魚大物記録でもあります。


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 ネットの中で暴れた時に剥がれたウロコは持ち帰り、年齢を査定中です。この大きさになるのに一体何年かかるのでしょう?

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後日、この魚は書類申請し、ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)公認のソウギョ4kgテスト部門の日本記録に認定され、さらに憧れのメーターオーバクラブの仲間入りをしました。

こういう感じで文化的な記録を残しておくといいですね。

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