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2017年11月30日 (木)

利根川の本流でブランドニジマス

11月13日、友人の岡部保夫さんからお誘いを受け、利根川本流の冬季キャッチ&リリース区間に行って来ました。

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前橋近郊で、ニジマスを放流し、キャッチ&リリース区間として短期間営業しているとの情報でした。
ここにはニジマスの他、ヤマメやシーズンになればサクラマスなどが登場遡上し、なおかつ野生化した銀ピカのニジマスもいるそうです。
これだけ大きな川ですから魚がどうであれ、ダイナミックな釣りが出来ること自体はとても魅力的です。
ここには群馬県が地域振興対策として作り上げた、ブランドニジマスを放流しているとの事です。

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その名は「ハコスチ」。
群馬県川場村にある箱島養魚センターの「ハコ」と、
ニジマス後悔型のスティールヘッドの「スティ」を
「 スチ」にして、くっつけた名前だそうです。
この魚に関しては「ハコスチ」で検索して調べてみてください。
管理棟で3000円を払って遊魚券を買ったら一緒にステッカーをくれました。
漁協のおじさんは、毎日5〜6尾は上がっているよと教えてくれました。

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このデザイン、いかがでしょうか?

準備していたら、漁協の関係者っぽいお兄さんが川の状況を少し教えてくれて、
このエリアには3日前に100尾ほど放流されていて、
ここに15匹、あそこに20匹、、、、、、。
え?たったそれだけ?って思いました。
そして平日にもかかわらず、
ルアーとフライのお客さんがかなりいて、
まあ、コレだけの広さだから分散して大した事はないだろうとは思いましたので、
岡部さんと相談して、一番入りやすい場所に入りました。
そこには既に3人先行者がいました。
私は5番のツーハンドロッドにスカジットインターにシンキングティップを装着して狙ってみました。
午前9時ごろ釣り開始。
既に先行者が、そのポイントを釣り下り、半分ぐらいまで来ていたので
ごあいさつし、上流から入らせて下さいね、というと快諾してくれました。
岡部さんが先行して、私がその後をフォローしました。

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岡部さんがタイプ3というシンクレートのラインを使うと言うので、私はその倍のタイプ6を使い、更に深い場所を釣りました。
対岸にむけてキャストし、ラインを流れに引かせると、フライは水中を下流に向けて扇状に流れます。
この釣り方は、以前カナダでスティールヘッドを狙っていたときの方法とまったく同じです。
利根川の規模は、カナダの川と変わりませんので、同じ気分で釣りが出来ます。
水は台風後の増水がやっと釣りが出来る程度に減った感じぐらいで、濁りがややあって、石にまだ泥が被っているようでした。
1回投げてアタリがないと1歩下流に下るステップダウン
して、川のなかを効率よく探っていくわけです。

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釣りはじめてから30分もしないうちにアタリがきました。
「来たよ!」
岡部さんに伝え、写真を撮ってもらう事に。

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あんまり大きく無さそうでしたが、この川の流れの中ですから、なかなかのものです。
5番のツーハンドロッドが心地よくまがりました。
寄せて見ると、サイズは45cmぐらい。ラバーネットを使うか
そのまま浅瀬に寄せるか、躊躇しましたが、、、、、。
結局ネットは使わず、、、、、。

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ハンドランディングにしました。
このラバーネットがウッドで雰囲気は良いのですが、ネットが小さいのでなくてもいいやと。
で、尻尾が欠損していたので、こういう持ち方で、、、。

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銀色に光っていますが、年越しの野生化魚でなく、放流魚です。
コレがあのブランド魚?
地元の名人によると、ハコスチは良ても良く引くらしいです。
良く引くという基準はわかりません。
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この日の午前中、幸運なことにもう1尾ヒットしましたが、
手前まで寄せてきて、
今度もネットを使うべきか使わないべきか考えていた時に
逃げられてしまいました。
昼食前に岡部さんが絶賛していた地元の名人から話をききましたが
ハコスチとニジマスの外見上の区別はつかないそうです。
引く魚は、掛かるとフライラインを引き出し、
バッキング(下巻き糸)まで引き出すそうです。
フライラインの長さが約30mありますから、結構な引きです。
良く引いた魚はハコスチなのでしょうか?
群馬県のホームページでも
良く引く品種を作ったと書いてありました。
しかしこの
「良く引く」という基準がどうなんでしょう?
群馬県では、魚の引きの計測器を作ってふつうのニジマスとはこれだけ違いますって
出ていましたが、、、、。
こういう話をSNSに描いたら
「なにが不満だ?」と 炎上傾向にありましたので、
即削除しました(笑)
利根川の本流で45cmのニジマスをヒットさせました。
急流に泳いでいる魚ですから、それはそれはよく引きました。
と書けば納得してくれるのでしょうか?
でもね、自己満足では商売にはなりませんよ。
ブランドと言うものは見た目で直ぐに
これだ!
と分かるものです。
そう言う点では群馬県にもっと頑張って頂きたい。
サケマス専門家の私が見てわからないものは
一般の方々にはブランドとして通用しないかもしれません。
私はカナダでのスティールヘッド釣りの経験が多少はあるので
個人的意見ですが、そうあくまで個人的な意見ですよ。
スティールヘッドは大きくてパワフルな、ニジマスです。
その力の根源は、外洋を泳ぎ回って成長し、川に帰って来たものです。
ここでは区別がつかない養殖魚でスティールヘッドを語るよりも、
利根川のスーパーレインボーって言う方が遥かに魅力的に感じます。
何年か前に本流で釣った55cmのニジマスは、
とってもパワフルで正にそんな感じでした。
それからキャッチ&リリースなら期間限定で
釣り堀みたいにするよりも
周年そのルールにしたほうが
年越の野生化魚が増えていいんじゃないかと思います。
しかしこればっかりは漁協の運営方針ですから
「よそ者は口出すじゃねえ!」って言われるかもしれません。
あくまで遊魚料3000円も払った個人の意見です。

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午後はアタリがありませんでした。
岡部さんも不運な事にノーヒット。
ルアーのお兄さん達2人は朝からノーヒットだと言ってました。
これで3000円は高いよな、とも。
来春、年越しの魚が楽しみですが、年内一杯でキャッチ&リリースルールが解除ですからね。
それでもやっぱり利根川の激流の中でヒットさせてみたいものです。
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