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2018年5月18日 (金)

中禅寺湖のレイクトラウト アンビリーバボーな釣果

最近「超レア魚」から「よく釣れる魚」として変貌した日光中禅寺湖のレイクトラウト。


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東日本大震災の原発事故による、湖の魚からの放射性物質検出によって、


キャッチ&リリースという規則になった中禅寺湖。


それが功を奏して、魚が増えたため、レイクトラウトが増殖しています。



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ボウズ当たり前だった魚から、ちゃんと狙えば釣れる魚になりました。

 

その中でも人一倍たくさん釣る男、ゴッド岩澤こと岩澤友幸さんは、


累計すでに4桁行ったんじゃないかというほどレイクトラウトをキャッチしています。

 

今回はご縁あって、そんな彼といっしょに釣りをさせていただきました。


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そもそもゴッドと知り合ったきっかけは?

 


レイクトラウトの生態を把握するために


体重や体長、年齢測定をしている私たちが、


 「自分たちで釣っているだけだと、数が集まらない。」


 と悩んでいたところ、


 中禅寺湖湖畔のレストラン「コタン」のマスター、小茂田俊浩さんが


 「毎回20尾以上釣っている人がいるけど紹介しようか?」


 というので「ぜひ」ということになりました。

 

「毎週火曜日にくるから。今度来たら頼んどくよ。」と言われて間も無く、

 

たまたま私がオカッパリ(岸釣り)に行った時、昼食を食べていたら

 

「岩澤さん来てるよ。」と紹介してくれました。

 

あ、今日は火曜日だった。

 

そこでご挨拶し、自己紹介をすると、


拙著「サケマスイワナのわかる本。」は読んでいただいたとのことで、


意気投合!


GW開けに行きましょう。」となりました。

 

 

5月15日未明、

 

「多分1流し目からヒットしますからね。」と頼もしいお言葉、

 

で、岩澤さんの常宿「民宿おかじん」から4時丁度に出港。

 

桟橋の前からすぐに釣りを開始しました。

 

 

 

 

岩澤さんの釣りスタイルを説明しましょう。

 

釣りをしない方、興味のない方はここをスルーしてください。

 

写真だけ楽しんでください。



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フライロッドを使ったボートから「ドテラ流し」です。

 

何かかっこいいカタカナの表現はないの?って聞いたら

 

ディープコンタクトシステムと言った人がいたそうですが

 

わたしが経験した後こんな名前ならいいかなと思ったのは

 

ディープボトムトレース(深い湖底を引く)。


そのまんまの釣り方ですから。


エンジンを切って風に流されボートがポイントの上を広く通過し、


魚がいなさそうな場所まで流されたら、


再びエンジンをかけて風上に移動します。


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さて、タックルは10番。


大げさかと思いますが、ゴット岩澤は真面目に目標を1mオーバーに設定しまいます。


ゴッドはセージのパイク用10番を使っていました。

 

メーターオーバーのシイラを釣るのだって最低10番は必要ですね。

 

それにシューティングヘッド9mのタイプ6(1秒間に6インチ、15cm沈む設定のライン)


つまり20秒で3m沈みます。

 

ランニングラインはフロロカーボン8号を最低100m巻いておきます。

 

テーパーリーダーは9フィート0X。その先にナイロン10ポンドのリーダーを2m接続します。

 

フライは様々、Nスペシャルやウーリーバガーを主に使います。

 

これでキャストして風に流しながらランニングラインを送り込んでいき、


ヘッドをボトムに沈めるのです。

 

送り出す長さには驚きました。最低50m、時には75m出します。

 

風がない時には、ボートのエンジンでラインを送り出して行って、沈めます。

 

これでフライがボトムに達したら引いてくるのです。


当然、フライがボトムに泳いでいる時間と距離が長いので、ヒット率が上がります。


 

風がない時には、ボートが動きませんからラインを送り出すことができませんね。



そういう時にはエンジンをかけて、ボートを動かし、ラインを送り出して行きます。


トローリングのように見えるかもしれませんが、


ボートの推進力でフライを動かすわけではありません。


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フライを動かすのはあくまでストリップですから、



ヒットの瞬間はラインを引いている左手と、ロッドを持っている右手に直接来ます。


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足元には大きなラインバスケット(岩澤さんの自作品)を置き、


ランニングラインが絡まないようにします。


これがないとおそらくこの釣りかたは成立しません。



さてこの日、予言通り最初の流しでヒットがありました。


私にもヒットがありましたが、根掛かりと勘違いして、


いい加減に引いていたら、


途中で引きが伝わって来て魚だということがわかり、


それから慌てましたが、外れてしまいました。


ちなみに私のロッドはオービスのトライデントTL108です。


ツーピースなので最近出番がなかったのですが、ここで再デビューしました。


ボートが流されて岸に寄ったり、気がつかずに岸釣りの人の沖に来てしまった時に


もラインを回収し、流し直します。


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中禅寺湖では岸釣り人がいた場合には、


50m離れなければいけないと言うルールがあります。


しかし岸釣りの人が、景色と同化しているので気がつかないときも多々あります。


御免なさいね。

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岩澤さんはその後も入れ食いでした。


流す度に、二人のうちのどちらかにヒットがありました。



バラした魚、切られてしまった魚の中に大物が混じっていたかもしれません。


ちなみにティペット(ハリス)を太くしすぎると、食いつきが悪いそうです。


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たくさんのヒットがあるので、いろんなフライを試すことができました。


夕刻、ユスリカが大量に出ている時にはフライのサイズを小さくしてやるとヒットし、


マラブーフライへの反応が悪くなったと、


ハゼパターン(中禅寺にはヨシノボリがたくさんいます)を試すと


本日唯一のブラウンもヒットしました。


45cmありまして、普通なら非常に嬉しく、


これ1尾で何日か幸せな気分を味わえるようなところですが、


すでに50cm級のレイクトラウトがたくさんヒットしていましたから、、、、。


おわかりいただけます?




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なお、エンジンはかけっぱなしでも魚はかかりますが、


静かな方が、中禅寺湖の自然を満喫できると思いました。



今回は二人で33尾リリースしましたが、


バラシや掛からなかったアタリもあり、



50発以上のヒットがあったのではないでしょうか?


中禅寺湖では信じられないヒット数です。やはりキャッチ&リリースは素晴らしいです。



「こんなにたくさん魚がいるの?」と感心したほどでした。


こんな経験をさせていただいたのも


岩澤さんの10年以上の試行錯誤開発によるものです。


同じような釣り方をしている方もたくさんいて結果を出しています。



たくさん釣れて楽しかった以上に、ゴットど会話しながら1日を過ごしたということがもっと貴重でした。


中禅寺湖にいながら相模湾のシイラやマグロの話、仕事の話、男の人生の話、


やはり釣りは面白いです。


ゴッド岩澤にはもちろん、


レイクトラウトの保全にアイディアをくれた仲間達、


それを実行するにあたり出会ってサンプル提供してくださった多くの方々に感謝


します。



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いつまでも、中禅寺湖のレイクトラウトが釣れる魚でありますよう。


私たちも井田齊先生の指導のもと、研究を続けます。


みんなで未来を考えましょう。


ウロコ取りに協力してくださるたかのために、


近日中にウロコの取り方の動画をアップします。


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