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2018年7月 7日 (土)

夫婦円満の秘訣。富士山麓観光とフライフィッシング

たまにはこんないい日もあるもんだ、という体験談です。

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梅雨が明けたか明けないかという6月下旬、家内と一緒に富士五湖方面へと出発しました。精進湖でコイ釣りをするためです。フライフィッシングとエサ釣りの準備をして行きました

 

 

超快晴だったのですが風が強くて変でした。富士吉田のインターチェンジに近くなるといつもは富士山がきれいに見えるのですが、この日は富士山がすっぽりと雲に覆われていて見えませんでした。

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河口湖から西湖、そして目的の精進湖に向かう途中には青木ヶ原の樹海があります。

 

「今でも入ると戻ってこれないのかしら?」

「今は磁石でなくてGPSがあるから大丈夫なんじゃない?」とのんきな私、

富士の風穴とか氷穴の案内看板を見るあたりで雲行きが怪しくなってきました。

そして精進湖ではまさかの土砂降りでした。

 

ボートを借りてコイ釣りをしようとしていたのですが、ちょっと無理そうです。

 

天気予報や雨雲レーダーを見ると富士五湖のここだけ雲がかかっていて、他は晴れているみたいです。1時間も待てば雨雲が消える予報だったので、ボート屋さんで待つ事に。

 

ヘラブナ釣りのおじさん、バス釣りのお兄さんが雨で避難してきていました。

 

11時まで待って一向に雨が止む気配がないので、コイ釣りは諦め、家内とドライブをする事にしました。あるいは他の湖でバス釣りなども。

 

西湖に行って見ると、そこにはすでに多くの人が釣りをしていました。ヘラブナと、バス。沖にはバスボートがいて、目的の場所には入れないのでどうしようかと見ていたら、そこも直ぐに雨が降り始めました。


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 西湖の北岸を東へ向かうと、また晴れてきましたが、そのまま河口湖に向かいました。

 河口湖は思い出のある湖です。

 学生時代、師匠の西山徹さん(故人)から、真冬のバス釣り(ウインターバシング)を教わった場所です。当時は河口湖の黄金時代で、沖の根回りにバスがぶどうの房のように群れていました。この話は1970年代に書かれたグリッツ・グレーシャム氏による「バスフィッシングのすべて」に書かれていましたが、それを証明したので衝撃的でした。それまでバスは岸寄りの障害物に単独で待ち伏せしているというのが常識でしたからね。


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 その場所を釣るようになり、ブラックバスの数釣りもできました。1日最高でも3尾釣れれば大満足していた頃、50尾以上釣れた日もあって信じられない気分でした。当然、西山さんは神様のように見えました。

 そして結婚後、妊娠中の家内を連れて西山さんが会長を務めていたトラウトフォーラムのバーベキューに参加し、湖畔のラベンダーアイスクリームを食べた場所でもあります。

 家内ともどもそのことを思い出したので、河口湖大橋の横にあるハーブ館(?)へ。24年ぶりに一緒にアイスクリームを食べました。


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 その後、湖畔を散歩しここでブラックバス釣りをしようか考えましたが、湖畔にいる何名かのバス釣りの人に釣果を聞いても全く釣れていません。覗き込んで見ても、泳いでいる姿も見えませんでした。

 釣りをするのはやめて、北側にある一年中クリスマスのストアに立ち寄った後、オルゴール館を見学しようと行って見ると、入り口にバラ園がありました。最近バラの植栽に凝っているものですから、あまりにも素晴らしいそのバラの木々を見ただけで満足してしまいました。

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 そこから今度は山中湖に移動。その途中で思い出したかのように、忍野八海に近い吉田うどんの店に。

 太麺で噛みごたえのあるうどんです。

 せっかく忍野八海に来たのだからと、富士山の湧き水の池を回ってみようという事になりました。3年前、次男が桂川でニジマス釣りをした後に来た時は雨が降ってましたから。


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 今日は最高の天気ですから、池の蒼さに増して、泳いでいるニジマス、そしてコバルトマスという色素異常のニジマスもよく見ることができました。


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それにしても相変わらず、中国人観光客の多いこと、そしてインスタ用の自撮りしているちょっとエロい姉さんも結構いました。セルフモデルなんですかね。

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 湧き水の池は現在もコンコンと水が湧き出ている池と、そうでない池があり、深い池は縦にだけでなく、横にも水中鍾乳洞のように伸びているそうです。


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 さて、この時点で午後2時半。炎天下の中では釣りもままなりません。この綺麗な水を見ていたら、山中湖に行く気がなくなってしまいました。

 忍野八海のもう一つのスポットはフライフィッシング喫茶のリバーズエッジです。

 カナダのスキーナリバーの川畔にもリバーズエッジロッジという釣り宿があり、ジム・カルプというガイドがいて、私の初スティールヘッドはここでした。

 スキーナリバーの上流の支流には有名なキスピオックス、バルクレィ、そしてあのバビーンがあります。

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 お店に入ると、オーナーの奥様がいらして、なんと私と20年以上前にあったことがあるとのこと、さらに話をしていると、河口湖のバーベキューの時かもしれないということで、家内も一緒に「世界は狭いですね。」と。

 まだまだ暑かったので、ゆっくりとコーヒー、スイーツをいただき、ショップの方では激レアの品を。


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 それは探していたループのシングルハンド用フライラインでした。ティムコが流行らせたループのアンダーハンドキャストは、何が素晴らしかったかというと、ロッドとラインをセット販売したことです。それまではロッドの番手(ラインウエイト)の表示と、硬さが曖昧で、例えば柔らかい6番、硬い6番がありました。フライブームで国産のオリジナルロッドがたくさん出た頃、「うちの4番は6番ラインが振れる」と、そのパワフルさを強調した販売者がいましたが、「だったら6番って言えよ。」とからかったものでした。

 ループはその曖昧さを払拭し、ツーハンドのように適正重さ表示にして、自社デザインのラインとセットで販売したため、一緒に購入した人は、誰でも同じのスムーズなキャストが可能になったのです。

 しかし昨年からティムコがラインの輸入をやめ、SA社に特注しOHD(オーバーヘッド&ディー)というオーバーヘッドでも、ロールキャストでも投げやすいというラインを販売しました。

 確かに投げやすいのですが、ループとの決定的な違いは、ループの方が、ヘッドが短くて重いので、セミフライなどの質量のあるフライをロールキャストした時、水面からフライが持ち上がってターンしやすいことです。

 それはコイを釣る時のパンフライでも同じです。

 あ、勘違いしないでくださいね。OHDは普通のサイズのフライを使うなら投げやすい優秀なラインですよ。わたしのフライレッスンの中でもデモで使用し、参加者に勧めていますから。

 で、そのラインがあったので即買いしました。WFF、来年の中禅寺湖でのセミングが楽しみです。

 お茶中に、いろんなフライフィッシングの写真を見せてもらったり、

「女性は遠くに投げないで、手前にいる魚を釣ればいいのよ。」とかいう話をしてもらって、家内も結構拍車を掛けられました。釣りしようと店を出たのが午後4時でした。

まだまだ日は高く、桂川に向かいました。

 ウエイダーを履かなくても、フライフィッシングができる場所を選び、開始しましたが、まったく釣れませんでした。水生昆虫は羽化していてもライズはまったくなし。

 しかし、午後6時を過ぎ日が傾き始めた頃、状況は一変しました。

 ライズが始まったのです。しかしドライには無反応。

「おかしい、このままではボウズかも?」そんな焦りもありました。

 家内はクリーム色のウエットフライ(沈むフライ)で1尾目を釣ると「お父さんより先に釣れた。」自慢げでした。小さなニジマスでしたが、、、。

 実際にその後も家内の方が連発し、午後6時40分までに大はしゃぎでした。それままで私は2尾。いずれも小さなニジマスでした。

 そして8尾目の魚をリリースした後、

「50cmぐらいある魚が出てきた。」と家内。

 そこで私は慌てずリーダーをチェックすることを勧めました。案の定、連発していい加減に扱っていたので細いティペット(先端の糸)が傷ついていました。

 それを新品に交換して一投目、水草の切れ目から50cmほどの魚が浮上してフライを咥えるのが見えました。

「食った!」と私が言う前に、家内も見ていて即アワセが決まりました。

 そしてそれはとんでもないドラマでした。

 ティペットが細いので無理はできず、やりとりを繰り返し、魚が手前に来た時は驚きました。デカいんです。50cmどころではありません。

 私が用意したどでかネットに収まったのがコイツです。


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ロッドはループのマルチ905−4MF。リールはダイワアルトモア300D

ラインはOHDWFFでした。リーダーは4XフィートにFCスナイパーというフロロカーボンの0、6号を1m付け足しました。

 どでかネットで良かったです。ウエイダーがないのでいつものウッドネットでは掬うこともできなかったかもしれません。

 細いティペットでしたが、切られなくて良かったです。太い糸だったらヒットしなかったかもしれませんし、、、。傷ついたものをそのまま使っていたら、やはり切られたかもしれません。

 4月に私が犀川で釣った70cmを超えたか?と思うような大きさでした。

 測ってみると、67cm、4kg。このメスのニジマスは黒点が多かったのでスティールヘッドとは違う様相ですが、こう言う風に持ち上げることができて立派です。


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 素早く撮影し、ネットに入れたままリリースしました。川へ浸けるとすぐに回復し自力で泳ぎ去りました。めでたしめでたし。

 これで夫婦のドライブは終わったわけではありません。

 すでに辺りは暗くなって、夕食を食べて帰ろうと、温泉施設に立ち寄り、夫婦風呂ではありませんでしたがゆっくりと疲れを癒し、湯上がりの女房を見てまた少し惚れ直したところで食事をして帰りました。


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 今回の釣りドライブは、雨天で精進湖がダメになったのが幸いし、観光と釣りを両立できたのが良かったです。

 あのニジマスも家内にとっては自己記録、もっと大きなコイをたくさん釣っている彼女でしたが、初めての大物ニジマスには感動したみたいで、

「また行こうね。」とニコニコです。

 「次に大物が出てきたら俺が釣るからね。」と言うと

「ダメ、お父さんはすでにたくさん釣っているから、次も私がやる。」と言われてしまいました。



私たちは皆さんと一緒に釣りに行くために、釣りイベントを開催しています。


時々家内も参加します。


是非いちど会いにきて下さい。


ご案内はこちらから


http://www.reservestock.jp/page/event_calendar/15138


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