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2019年1月15日 (火)

在来魚?外来魚?どっちにしてもコイは素敵!





多摩川にコイがたくさん泳いでいて、それをフライで釣ることから始めて、多摩川の良さを再認識しています。








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1月12日も、フライキャスティングレッスンが終わった後、参加者の中山明さんと、白鳥史晃さんに釣っていただきましたが、その引きに痺れていました。



多摩川本流のコイは掛かると流れの中を突っ走っていき、フライラインを引き出していきますから、ゲームとしては最高です。



カナダやアラスカのサーモンやスティールヘッド並みの引きです。(本当)



支流の〇〇川やどこぞのコイの川とは桁外れです。






コイのおかげで多摩川が好きになり、マルタやナマズにまで広がりました。多摩川は



IGFA(インターナショナルゲームフィッシュ協会)の世界記録を8つ持っています。



IGFAは言わば釣りのギネスです。












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ただし中には何回も釣られて逃がしてもらえるのがわかっているからなのか、あまり暴れないコイもいます。





多摩川にはコイがたくさんいて、土手を歩いていても見えるほどですから、地域住民は当たり前のように見ていると思います。





私たちはいつまでもコイ釣りが続けられるようにしようと思います。





ラバーネットですくうようにして結構丁寧に扱っているのですが、浅瀬や岸に引きづりあげて、ハリ外して、足で蹴るまでとはいかないけど、押して逃がしている人結構いますからね。「殺すよりまし。」と思えば、しかたないことなのかも、、、、、。





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多摩川ではネットを持たないでコイ釣りする人は大概そういう扱いをする人です。





 浅瀬も浅すぎると、コイがドタバタ暴れるので、目を打ったりしてよくないんですよ。と言ったらネットを使い始めてくれた方も何人もいます。






 しかし年配者の特に餌釣りする人たちの多くはわかってくれませんね。「コイは強い魚だから大丈夫だよ。」って笑ってますからね。



フナは丁寧にネットですくうのに、、、、。





 コイを大事にする餌釣りの方々は必ずネット持ってます。吸い込みみたいな仕掛けも昔は練り餌ダンゴの中にハリが何本も入ってましたが、今はダンゴと2本バリが主流みたいです。








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 私が少年だった頃は、コイは2種類に分けられ在来種はノゴイと呼ばれてどんぐりと丸太のように太くて長いタイプをさし、体高の高いフナみたいな体型をしたコイは、養殖ゴイと言われていたのを覚えています。








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その養殖ゴイが自然水域に放流された後、繁殖している場所も多いらしいですが、ものの資料によりますと、養殖ゴイが移入されたのは明治時代らしいです。(ただいま調査中)







それより前にはいわゆるノゴイばかりだったわけで、このノゴイもすでに食用として飼育されて全国に拡散していたであろうと推測されます。あるいは元々全国にいて、そこで捕獲されたものが飼われていたか。





正月にコイにお酒を飲ませて放流し厄払いをするという神事もあります。



江戸時代後期の1816年(文化13年)に行われた富山県金屋神明宮の遷宮祭で供えられていた「神の化身、庄川の主」とされていた鯉が、長時間の神事が終了してもまだ生きていたことから、コイの生命力にあやかり、コイに御神酒を飲ませて災厄を託し、庄川に放流したのが最初だと言われています。



 この時のコイは、明治前ですからノゴイなんですね。





 今全国に生息しているコイは、このノゴイの末裔と繁殖した養殖ゴイ、そしてその交配種だと推測されます。





 コイは雑食性でなんでも食べると言われていて、食べ過ぎるから、餌がないと池のヘドロをかき回して索餌するため、「池の水を汚す」って嫌われることもあります。





 しかし、池を作っておいて管理もろくにせずに、ヘドロを溜めるだけ溜めて、そこへコイを放流し、繁殖したら今度は「水を汚す」なんて責任転嫁しているんじゃないかなとも思います。





コイがたくさんいても水がしっかりしている湖や池は濁っていませんから。





 コイを食用や観賞用で移入した時にその器(堀や池)の管理をきちんとしないと、「コイがヘドロを巻き上げる。」ようになっちゃうわけです。








それにしても「池の水全部抜いて見た。」というテレビ番組見てもお分かりかと思いますが、



ヘドロ溜まり過ぎてますよね。あんな池に閉じ込められて、そこの餌を拾おうとしたら、ヘドロが舞い上がりますよ。またあんなところに棲んでいる魚はかわいそうです。






 一方でヘドロを巻き上げたほうが、有機物によるガスがたまらないのでいいのだ、という意見もありますね。コイが池の底を守っているのだと。





 私に言わせてみれば、コイが濁らせるようになったら、そろそろ池の掃除をしなければならない時なのかなって。だって人造池ですから。

















濾過器のついていない水槽で魚を飼ってたらどうなるかと同じ問題なのです。





それと、コイはこれまで日本国民のアイドルのような魚として親しまれてきていました。





こいのぼりは子供が元気に育つようにと、コイをシンボルにした象徴でした。





移入コイも「食用のため」に各地へ分散しました。有名な佐久ゴイも、霞ヶ浦から今でも運んでいるそうです。(業者から聞きました。)





そういうコイです。





今更外来魚だから駆除、なんて私には理解できません。このコイで私は育ちましたから、受け入れ続けたいです。





もちろん、池の持ち主が「コイはいらない」っていうならそれは持ち主の自由です。しかし「いらない」って言わせる情報を仕込んだのは、アンチ養殖ゴイの方々だと思いますよ。

外来生物ではなく、国内の移動の魚も国内外来種と言われて、異分子排除の傾向が強いです。





私は福井県と滋賀県出身の親を持ち、愛知県で生まれました。東京に引っ越してきたとき、「田舎っぺ。」としていじめられたのを覚えています。異分子排除の気持ちは当時からあったのでしょうね。







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この先、様々な評判がたつと思われますが、コイがこれ以上いじめられませんように。






生態、生態って言いますが、人為的な生態って、どれだけ価値があるの?






まだ観察用に作られたビオトープの方がマシ。ちゃんと管理してるから。












ちなみに私は北里大学水産学部(現海洋生命科学部)増殖学科環境生態学研究室卒。





あの生態学・分類学者として名高い井田齋教授(現在は名誉教授)のもとで学びました。



















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