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2019年7月22日 (月)

お寺で釣りの講義をしました。多摩川の魚と釣りの未来

私が関わるようなお寺は中禅寺(湖の釣り)と
少林寺(拳法)ぐらいだと思っていたのですが、
宗禅寺という羽村にある臨済宗の寺院からオファーが来
て釣りの講義をすることになりました。
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7月20日(土)午後1寺からスタート、

最初は住職の法話、

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そして奥多摩漁協の浜中喜久雄副組合長が、漁協の歴史を話されたあと、私は多摩川の魚類と、未来の話をしました。

 

多摩川はプット&テイク。放流して全部釣ると言う方法が40年以上続いてます。

 

 

 

そろそろ釣っても殺さないと言う考え方、キャッチ&リリースをする話をしたら、
参加者の方は(年配者ばかり)驚いてました。
私の知り合いはわずか2人でしたので初めて奥山の話を聞く方ばかりでした。それはそれで新鮮で良かったです。

 

何年も魚が定着しないため、釣るためには放流しなければならない、
そしてせっかく釣ったのだから食べるという考えが当たり前でそれがずっと続いている地元です。。

 

食べないのに釣るの?という考え方は古いです。

 

故郷の川に魚がいないのはおかしいって思わないのかしら?
そろそろ考え方を変えましょうよ。

 

魚のつかみ取りだってわざわざ川の中をつかみ取りしやすいように仕切って養殖のマスを放流して、それを掴ませて、、、、。

 

これってヤラセってやつと同じことですよね。
命の大切さ、狩猟本能を呼び戻すなら、釣りが一番です。
殺さないでリリースできるから。

 

世の中どんどん変わっているのですから。食べなくてもいい、食べないという方向性に舵を切り替えましょうよと力説しました。
この話を浜中副組合長に聞いて欲しかったのですが、お忙しいとかで、帰ってしまったのが残念。

 

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講義の機会を与えてくださった宗禅寺の和尚、高井正敏さんありがとうございました。

 

和尚さんは小さい頃多摩川でよく遊んだそうです。その思い出をたくさん持っているので、現在川で遊ばない子供達がもったいないそうです。

 

 だったらみんなで釣りをしましょうよ。

 

子供だったら、川虫つけて餌釣り、昔から行われているあんま釣りで十分でしょう。早と呼ばれるウグイやオイカワなら簡単に釣れます。
ちなみにあんまという言葉は健康増進のための手技療法です。英語だとマッサージですから、みなさんが気にしていらっしゃる差別用語ではありません。

 

餌釣りでは満足のいかない大人は、ルアーやフライなど餌を使わない知的な遊戯で、魚を騙して釣ると言ったゲームに挑戦するのがいいと思います。
 騙すという言葉は過激ですが、ニセモノの餌を使って魚を欺く、言い換えれば魚との知恵比べということにもなるでしょう。
釣って殺したらいなくなる。いないから養殖魚を放流する。放流するからそれを回収するように釣る。そしてもう釣れなくなったと行かなくなる。
私たちはその頃に残った魚を釣りに行って釣ったらリリースする。
たった1尾でも釣れれば満足です。

 

釣れない人は「放流してんのかよ。」と文句を言う。そう言う人は最初から釣り堀へ行けばいい。

 

第5種共同漁業権のあり方、保護増殖活動という考え方の見直し、そして遊びであるはずの釣りの魚に対する考え方。魚がいなきゃ釣れないので、いないから放流するのではなく、リリースして(逃して)いつも魚がいる環境があったほうがいい。

 

 生き残った魚は産卵して次世代を生み出す可能性もあります。

 

人類の科学は進歩しています、文化も進歩してきています。卑しい人の気持ちだけ進歩していません。
 釣った魚を食べないと食べるものすらないという人たちが釣りをしているわけではありますまい。

 

食べるなら魚を買ったほうがはるかに安くて美味しい。

 

35年前、私が月刊フィッシング、当時は季刊誌だったアングリング(廣済堂出版)で記者をしていた頃も言われていました。
 漁協の若手が「ジジイが死ななきゃ変わらない。」と。
その時のジジイたちはもういないはず。ならばどうして?

 

 

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当時から新しい、釣り場作りの考えを持った若者が歳をとり、漁協の幹部になっている場所は良くなっています。

 

しかしその頃の若者が歳をとって、意欲がなくなった場合、その人らが当時でいうジジイになってしまっているのではないかと思います。

 

繰り返しますよ。

 

釣った魚を食べなくたって生活には困りません。そんなに貧困ではないはず。早く考え方を変えましょう。

 

いつまでも同じプット&テイクを繰り返しているだけでは進歩がありません。

 

先だっての参議院選挙で前には「若者よ、選挙に行くな。」と老人たちが若者を煽って怒らせ、選挙に行かせたいパロディが作られていました。

 

老人の都合のよいように政治を動かすからと、だからあんたたちは選挙に行かなくてもいいと。

 

とんでもないジジイ、ババアたちです。パロディだったとしても、自分たちの子供や孫のこと、つまり未来を考えない老人たちです。

 

あ、そうか、釣りをする老人もそういう考え方に変わっていくのか?

 

私はそうなりたくない。

 

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