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2019年11月 5日 (火)

木戸川のサケ、いつか必ず釣りができる日が来ると信じて。

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2011年のあの日が来るまでは、福島県楢葉町を流れる木戸川でサケ釣りを楽しんでいました。

 

 

 

東日本大震災の津波、そして原発事故から8年経ちました。

それまではサケ釣りができる川として有名だった福島県楢葉町の木戸川は、

ずっとサケ漁が不振でもちろん釣りをすることなど論外というほど遡上が激減していました。

そんな中でも今年は震災後の2015年に初めて放流されたサケたちが帰ってくる、

そういう明るい希望を持った年でした。

そろそろサケが帰ってくるぞと楽しみにしていた10月上旬、台風19号で氾濫寸前まで大増水し、

サケ捕獲施設に大打撃を被った後、そしてまた1週間後の大豪雨で壊滅状態になってしまいました。


私たちは木戸川サケ釣り復興応援サーモンセミナー と称して、何名かの有志を募り毎年10月末に現地へ出かけていました。

漁協の孵化場長の鈴木謙太郎さんをはじめとする木戸川漁協の方々を応援して漁のお手伝いをするためです。


 今年はたまたま2週間遅れて11月3日に開催したため、

幸運と言っていいのかわかりませんがちょうど水が引き始めた頃になりました。

 

今回は、家内と次男も参加。まず、楢葉町よりも北のほう、浪江に行って昼食をとりました。Img_3670

木戸川に行くだけならこのならはパーキングスマートインターが便利。

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浪江そばで有名な街でしたが。

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昨年、帰町したばかりの浪江、食堂はあんまりありません。この肉食堂には昨年も来ました。

 

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今回は焼きそばを注文しました。

 

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浪江から6号線を南下する途中、除染した廃棄物がたくさん並べられていました。

 

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本来なら、このサケ展望台からたくさんのサケが見られるはずでした。

 

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鈴木謙太郎さんと新人の中島猛さんが出迎えてくれました。

 

鈴木さんたちに応援のエールを送り、捕獲カゴに入った少ないサケを一緒に水揚げすることになりました。

果たして入っているのか、、、。

 

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この2尾のサケは、昨年、一昨年のサーモンセミナー時に捕獲したものを剥製にしたものです。

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捕獲カゴに入っているサケをゲット。尚樹がまず1尾目を。期待が高まります。

 

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3回目参加の三上準平さん(右)初参加の中村渚さん(中央)と、初参加の松田匡司さん

サケを捕まえて感動していました。

 

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今回はこんなすごい人が参加してくれました。

チャンネル登録者数167万人のYOUTUBERのトミックさん。彼が木戸川を紹介してくれたらすごいことになりそうです。

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上がオス、下がメス

 

 

この日獲れたサケはわずか20尾。それでも今季最大捕獲量という悲しさ。

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夜は食事の後、私のサーモンセミナーと懇親会しました。衝撃的な津波の映像は

何回見てもすごいし、悲しいです。

 

 

サーモンセミナー では白酒の生態について説明し、

過去に撮った動画を披露しました。


「あのサケを釣ったらどんなことになるのか、ロッドがどれだけ曲がるかワクワクしませんか?木戸川ではそれができたんですよ。」


と話すと参加者一同が目をキラキラさせていました。

特にフライロッドでのファイトシーンは強烈だったようです。

 

翌朝はカゴに入らなかったサケを捕獲するために、投網を使いました。

鈴木さんが実践した後、練習もさせてくれました。

 

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非常に稀なピンコ(2歳魚、降海の翌年に戻ってきた魚)が取れました。
網にかかった時はサクラマスかと思いました。51cm。

 

初めて投網を打った参加者もサケをゲットし驚きました。


2日目は15尾のみでした。

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松田匡司さんは、投網でダブルゲット!

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投網で取れた今回最大の80cm。取ったのは私ではありません。

 

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河原のゴミ拾いもしました。

 

サケ釣りが行われていた頃の最盛期は1日8000尾獲れたこともあることから考えるとかなり悲惨です。


水害のために全ての見学セミナーや販売所での買い物がキャンセルになった時にあえて出かけた私たち。

実はこんなときに出かけてもいいものかと鈴木謙太郎さんに相談したほどです。

しかし行って良かったです。


「誰も来てくれないのによく来てくれました。感謝します。」

とは今年に4月に就職したルーキー中島猛さんが、鈴木さんと一緒に話してくれたのでホッとしました。

 

サケがいれば賑わうのに、誰もいないという状況でしたから。

 

 

 

 

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シロザケの生態についてトミックさんから質問を受ける私。


 最盛期なはずなのに、水が引いたのに獲れないサケ。

増水時に捕獲フェンスを越え、上流に行ってしまったのか?濁流すぎて川に上れず、どこかで待機するのか、

他の川へ行ってしまったのかはわかりません。

2015年には稚魚放流をしているのですから帰ってきていないはずもありません。

 

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副組合長の猪狩久市さんが見にきてくれました。

 

 今年は福島県全体のサケの川が台風の影響で壊滅状態です。

別の川では堤防が決壊し、捕獲施設は流され、孵化場にも浸水したところもあります。

木戸川は不幸中の幸いだったのでしょうか?


 復興はまだまだ先の話になってしまいそうです。

実は鈴木さんは震災以降、働き過ぎて過労気味、この春には倒れてしまいました。

あまり頑張り過ぎず、ゆっくり活動してほしいと思います。
私たちはサケ釣りができるほど遡上が回復するまで応援していますから。


今回は有名ユーチューバーのトミックさんが撮影してくれたので、これまでサケに興味がなかった方々も動画を見てくれると思います。それが復興支援の一環になることを願っています。

 

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今回の模様は近いうちに私もYouTubeにアップしようと思います。

ぜひチャンネル登録をしてご覧ください。 奥山文弥の動画

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みなさん、ぜひ一度私に会いにきてくださいね。

 

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